髪を乾かすのに欠かせない、ドライヤー。特に湿気の多い時期は髪が広がりやすく、お手入れも大変ですよね。そんな中、今、ドライヤーがものすごい進化を遂げていました。米澤かおりキャスターの取材です。
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まずは今、どんなドライヤーが売られているのかを家電量販店でチェックしてきました。
米澤かおりキャスター
「わっスゴイ! 棚にはズラーッとドライヤーが並んでいます。ものすごい数です」
ヨドバシカメラ 町田裕昭さん
「約200種類ほど用意させていただいております。髪を乾かすだけではなく、美容機器として使えるものも増えています」
コロナ禍でマスクをするようになったことにより、顔の印象を決める髪のお手入れに力を入れる人が増え、ドライヤーが進化していると言います。
米澤キャスターが手にとったのは、しっかりと風量がありながら、重さがドライヤーの中でも軽い、およそ360グラムの軽量タイプ。コンパクトにたためて持ち運びに便利そうです。
続いて米澤キャスターが気になったのは、美容機器メーカーのドライヤー。髪を乾かすついでに、なんと頭皮のケアもできるんです。先端にマッサージ用のブラシをつけると、温風を感じながら頭皮のマッサージも可能です。
米澤かおりキャスター
「ドライヤーの付属品で見たことない」
実際に試してみると…
米澤かおりキャスター
「えっ! あっ! 気持ちいい!!」
さらに髪が広がる要因の一つ、静電気を乾かしながら抑えてくれる機能もついています。温風だけでは乾かしたあとに静電気で髪が広がってしまうのですが、プラスとマイナスのイオンを発生させることで静電気を抑えられるそうです。
こうした乾かすだけではない、新しい機能を搭載した2万円から3万円台のちょっと高めなドライヤーが人気だと言います。
そんな中、去年16年ぶりに“進化したドライヤー”を打ち出したのが、国内シェア1位を誇るパナソニック。長年の研究を経て、風を温めるヒーターの間隔を狭くし、従来のおよそ半分にすることで小型化を実現しました。実際に体験してみると…
米澤かおりキャスター
「おお! スゴイ大風量!」
従来のものより風の吹き出し口が広くなり、風量がアップ。さらに、細かな水分とうるおいを髪に閉じ込める性質を持つミネラルマイナスイオンが、髪のより近くから放出され浸透しやすくなったことで、うるおいを保ち、ツヤが出ると言います。
パナソニックビューティー 国内マーケティング課 巽敦子さん
「より良いドライヤーが望まれているかと思います。私たちも負けないようにさらに良いものを開発したい」
一方、これまでの常識をくつがえす“あるもの”を使って乾かすドライヤーも登場。
米澤かおりキャスター
「おおスゴイ! 鏡みたいに反射しています」
ズーヴィジャパン 川中良之代表取締役
「光と風で乾かすという大きな特徴があります」
なんと、このドライヤーは風と光を使って乾かすと言うんです。光の正体は赤外線。赤外線で髪の表面にある水分を蒸発させつつ、風でも水分を飛ばして乾かす仕組みです。その一番のメリットは――
米澤かおりキャスター
「髪に近づけても熱くない!」
髪の表面の温度を測ってみると、風自体は熱くないため、約37度! 一方、従来の温風で乾かすドライヤーでは表面温度が60度以上に。熱によるダメージを防ぐことができると言います。
ズーヴィジャパン 川中良之代表取締役
「ヘアケアの中でナンバーワンを取りたい」
ドライヤーは群雄割拠の時代! 工夫を凝らした各社のアイデアに注目です。
(2023年6月28日放送「Oha!4」より)
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